先生はこの子にとってピアノのドクターです✨
あるピアノの生徒さんのお母様から、
「コンクールに興味があるのだけれど、今回が初めてのコンクールになるので、コンクールがどんなものなのか、どの様に説明してあげたら良いのでしょうか」と、ご相談を受けました。
順位がつく、や上手に弾けたら次に進める、などの言い方はしたくないのだけれど、どの様に伝えてあげたら良いのか、とお悩みのようでした。
小学2年生のKちゃん。とても頑張り屋さんで、毎週指導されたところを一生懸命練習して、前の週よりもっと良くなるように、前の週よりもっと素敵な演奏が出来るようにと練習に励んでくれています。
そんなKちゃんが更に成長していける場としてコンクールに挑戦することは、とても意義があり、そして楽しみなことでもあります。その様に私の考えをお母様にお伝えしており、ご家族でも話し合ってくださったようです😊
私は、「発表会と同じようにたくさんの人の前で演奏するけれど、ひとつ違うことが、先生(私)以外の先生方に聴いていただいて、ここはもっとこうした方が素敵な演奏になるよ✨とアドバイス(講評)をいただけるということが挙げられます。でも、コンクールだからと言って何か特別なことをするわけではなく、曲と向き合い、どんな演奏が出来たらより良い演奏になるか、たくさん考えて、たくさん練習していくことが大切だと思います。」とお伝えさせていただきました。
するとお母様のお顔がぱぁっと明るくなり、とても嬉しそうなご様子で、
「その様に子どもに伝えます!」
「先生は娘にとって、ピアノのドクターのような存在なんです!いつもありがとうございます🤗」とおっしゃっていただきました💗
その様に感じてくださっていたことに驚きましたが、とてもとても嬉しいお言葉でした。
コンクールは必ずしも出なければならないわけではありません。
ピアノを習う目的、自分がどの様になっていきたいか、将来どの様にピアノと関わっていきたいか…どの様なビジョンをお持ちかによって、習い方も練習時間等も変わってきます。進度も様々です。
それでも共通して言えることが、ピアノが好き❣音楽が好き❣と言うことです💗
みんなピアノが大好きで私の教室に通ってくれています🎹こんなに嬉しいことはありません✨
なので、習い始めたばかりの生徒様も、高校生も、大人の方も…どのような生徒様でも指導の熱は変わることはありません🤗(当然のことですね🥰)
ご縁があって私の教室にお通いいただいている生徒様皆様にとって豊かな音楽生活が送れるよう、今後も真摯に向き合い、私も精進して参ります🎹✨